人気コスプレスタジオ閉店も コロナ禍に苦闘する業界…貸し切り、CFなど活路模索

マンガやアニメのキャラクターの仮想を楽しむ「コスプレ」は、全国各地で関連イベントが開催されるなどイベントやSNSでの交流・活動が盛んになり、若い世代を中心に親しまれている。

しかし新型コロナウイルス感染症拡大の中で、コスプレを受け入れてきた多数のスタジオが窮地に立たされ、とうとう閉店するところも現れた。

特殊撮影もできる人気スタジオが閉店

studio瑞(東京都江東区)は2020年5月26日、「昨今の情勢を鑑み7/26をもって閉店させて頂きます」とツイッター上で発表した。studio瑞は、プロジェクター、水、スモークなどを用いた特殊撮影ができるコスプレ向け撮影スタジオ。企業から依頼でゲームイベントなどに出演する「公式コスプレイヤー」を務めたような、有名なコスプレイヤーからも親しまれているスタジオだった。

ツイッター上では、多くのコスプレイヤーやカメラマンが、スタジオの閉店を惜しむ声を上げた。コスプレイヤー向けSNS「コスプレイヤーズアーカイブ」の公式アカウントも、

「素敵なスタジオ様の閉店、本当に残念です」

とコメントした。studio瑞は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により臨時休業を行っていた。6月は定員を減らして予約を受け付けている。

アニメイト系「ハコスタ」上限人数を減らして営業再開

緊急事態宣言が発令後、多くのコスプレスタジオが臨時休業を行った。緊急事態宣言が解除された26日現在では、貸し切り営業や、予約定員数を減らすなどの「三密」を避けて運営を行うスタジオも現れ始めている。

アニメ・マンガ専門店手掛けるアニメイトグループの、コスプレ専門スタジオを運営するハコスタ(大阪府大阪市)は、緊急事態宣言を受けて臨時休業を行っていた。やがて各地の緊急事態宣言が解除されると、大阪店は24日、名古屋店は26日に複数グループによるシェア利用を解禁。上限人数を制限しながら運営することとなった。ただし、首都圏の店舗である池袋店は貸し切り営業のみ行っており、東京店(住所は千葉)は31日まで臨時休業を継続する。

また、コロナ渦中で経営が厳しくなってしまうスタジオの中には、クラウドファンディングを実施するところも。東京都葛飾区にある撮影スタジオ Lumiere’k(リュミエール)は4月23日、「撮影スタジオ Lumiere’k 存続プロジェクト」と称したクラウドファンディングを開始。開始から1週間以内に目標金額に到達し、

「少しでも早く感染症の収束や対策を願うばかりですか、この空いた時間にスタジオとして御返しができる日の準備をしておりますので今後ともよろしくお願い致します」

とコメントした。

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