三が日のテレビ視聴、過去10年間で最高値に コロナ禍の“巣ごもり”影響顕著

 ビデオリサーチ社は14日、2020年〜21年の年末年始におけるテレビ視聴・メディア接触の状況などに関する調査結果を発表。年末年始のテレビ視聴は例年と比較して高水準となり、特に三が日の総世帯視聴率(=HUT※)は過去10年で最高値を記録。コロナ禍における外出や帰省の自粛など、人びとの行動の変化が顕著に現れる結果となった。
(※テレビ放送を放送と同時に視聴している世帯の割合。録画再生やTVゲームでテレビ画面を使用している場合は含まれない。)

 テレビ視聴率(関東地区6〜24時 総世帯視聴率)を前年の同日と比較すると、通勤・通学の多いウィークデイは前年よりやや高い推移であるのに対し、多くの人が休暇に入った12月30日〜1月3は前年を3〜4ポイント程度上回った。特に1月1〜3日の三が日は、3日間とも過去10年間での最高値を記録する高水準だった。

 昨年は、三が日とそれに続く土日(4、5日)が明けると、普段のウィークデイ並みのHUTに戻った。

今年は三が日と土日が重なり、暦の上では4日から平日がスタートしたが、HUTがやや高めの水準が続いており、年末年始休暇の分散が呼びかけられた影響で、休暇明けが例年より遅い時期にずれこむ人が一定数いたことが推察される。また、1/7に緊急事態宣言が発出された直後の3連休も、前年の3連休をやや上回る水準だった。

 同社は「昨年は新型コロナウイルスによる社会状況の変化・それにともなう在宅状況の変化がテレビ視聴状況に影響した。コロナ禍で初めて迎えた年末年始にも、生活者とテレビ視聴の関係の強さが改めて示された」とコメントしている。

 そのほか、<今年の年末年始にしたかったができなかった/あきらめたこと>、<コロナ禍で初めて迎えた年末年始の気持ち>、<年末年始のすごし方で、例年より増えたこと>、<コロナ禍における年末年始のテレビの役割>など、メディア接触の状況、生活者の行動・意識についても調査しており、10代を中心にテレビの再生視聴やオンライン動画視聴が増え、「例年通りではない年末年始も、定番の番組を見られて安心感を覚えた」など、テレビ視聴が娯楽の一つとして例年に増して大きな役割を果たしたことがうかがえる。

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三が日のテレビ視聴、過去10年間で最高値に コロナ禍の“巣ごもり”影響顕著