ムロツヨシ、役者人生25年で初映画主演 最愛の娘のために動く牧師役

 俳優の #ムロツヨシ (44)が、役者人生25年にして初の映画主演を務めることが22日、発表された。映像作家・金井純一氏のオリジナル作品で、タイトルは『マイ・ダディ』。一児の父で牧師を演じるムロは「渡された台本。2時間後に『やらせてください』と連絡していました。数年かかってしまって、なんちゃらウィルスのため撮影も延期。それでも、この映画制作のお知らせができることに、ただただ喜んでいます」と万感の思いを語る。公開は今秋。

 本作は、監督・共同脚本を務める金井氏が、2016年に開催された映像クリエイター支援プログラムの第2回『TSUTAYA CREATORS’PROGRAM』において、応募総数422作品から準グランプリを受賞した企画。

13年に劇場長編映画を初監督した金井氏は、 #あいみょん が作詞作曲を担当し、DISH//の楽曲「猫」を原案にドラマ化した『猫』の監督・脚本を務め、大きな反響を集めた。本作では、Hulu配信ドラマ『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』などで知られる及川真実氏と共同脚本で映画化する。

 ムロは、現在公開中の『新解釈・三國志』や『銀魂』シリーズなど、福田雄一監督作品の常連で、今年1月時点で累計44本の映画に出演。今回、ムロが演じる主人公・御堂一男(みどうかずお)は、別のアルバイトを掛け持ちする牧師で、妻を早くに亡くし、中学生の娘とふたり暮らしの一時の父。慎ましくも幸せな毎日を送っていたが、最愛の娘が病気に。さらに信じられない事実を知られされる。運命に翻ろうされながらも救おうと動き出す、お人好しで誠実な父親を熱演する。

■ムロツヨシコメント
この物語の父になりたいと思いました。
この役というより、この父になりたいと。こういう話があるんだけど、と渡された台本。2時間後に「やらせてください」と連絡していました。それから数年かかってしまって、なんちゃらウィルスのため撮影も延期。それでもここで、この映画制作のお知らせができることに、ただただ喜んでいます。この父をやりきってきました。どうか、どうか、覚えておいてください。そして見たいという期待を持ってください。
ムロツヨシです

■スタッフコメント

・金井純一監督
人々の心を動かす映画を作るためには、俳優とタッグを組むことが不可欠だと思っています。今回、ムロツヨシさんとタッグを組ませていただきました。しかもムロさんにとって、この作品が映画初主演となる。この映画だけは、絶対に失敗できない。監督として尋常じゃないプレッシャーのもと、撮影に臨みました…と言いたいところですが、ムロさんのお人柄もあり、とてもいい緊張感の中で撮影ができました。映画のテーマは「愛」。脚本に4年以上かけました。最高のキャスト・スタッフで、最高の映画ができました。映画の中に、今まで見たことのないムロさんがいます。だいぶハードルを上げていますが、それを超えていける映画だと思います。「マイ・ダディ」ぜひ、期待して待っていてください。

・遠山大輔プロデューサー
本作は金井監督がTSUTAYA CREATORS’PROGRAMに応募してから4年の歳月を掛けて、じっくりと温めていった企画をムロツヨシさんが自身の初主演作品としたいと熱く応えてくださり、素晴らしいスタッフ・キャストも集まって、すべてのピースがはまっていよいよクランクイン、というところでコロナ第一波に襲われ、苦渋の決断で撮影を延期いたしました。皆の喪失感は大きかったと思います。しかし、そこで心折れることなく、結集した熱い想いを紡ぎ、万全の安全対策をとって、誰一人体調不良も事故もなく撮りきることができました。誰もが大変な想いをされている中ではありますが、本作を通じて少しでも元気に明るい気持ちになっていただける作品になっていると思います。皆さまにご覧いただける日を楽しみにしています。

・村上公一プロデューサー
ムロさんとは、彼の映画初出演作『サマータイムマシン・ブルース』でご一緒して以来15年を越えるお付き合いですが、2019年のさぬき映画祭で久しぶりにお会いしました。僕は刷り上がったばかりの『マイ・ダディ』の台本を持って、この作品を映画初主演作に考えて欲しいという旨を伝え、その台本をムロさんに渡して別れました。東京に戻った直後、ムロさんから「ぜひやりたい」と連絡をいただいたときから、この作品が動き出しました。

生死という難しい題材を扱った脚本なので、映画自体のトーンがシリアスになりすぎる危うさをはらんでいました。でもストレスフルなこんな時代だから、自分が観客なら映画館で堅苦しいものは見たくないと思いました。ユーモアを含んだ上質な物語にこの映画を仕立てるため、一男役には、シリアスさと笑いをバランス良く演じてもらえる俳優が必要でした。ムロツヨシという俳優しか僕の頭には浮かびませんでした。喜劇のイメージが強いムロさんですが、今作で見せる表情は俳優・ムロツヨシの新たな魅力として見る人の心に訴えかけるでしょう。もちろん、いつものムロさんにもご期待ください。ただし今までとは少し違った見せ方をしていますので、楽しみにしていて欲しいです。

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ムロツヨシ、役者人生25年で初映画主演 最愛の娘のために動く牧師役