元大阪府知事で弁護士の #橋下徹 氏(51)が22日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月〜金曜前11・55)にリモート出演。新型コロナウイルスの感染拡大でひっ迫する医療について語った。
この日、番組では今月8日に1都3県に発令され、現在11都府県に発出されている緊急事態宣言について、現状を克服するために何をすべきか、という事を議論した。
橋下氏は医療の現状について「今コロナ対応をしてくださっている医療機関の皆さんは本当に一生懸命、もう手いっぱいな状態でやってくれていますが、日本の医療全体を見渡すとコロナ対応をしていないところもある」とコメント。「医療側からすればできない理由はいろいろある」と理解を示しつつ、「いざという時には医療のキャパシティーを強制的に広げるような国の仕組みを作らないといけない」と危機感をつのらせた。
続けて「日本の最大の欠陥は有事の時に政治権力が力を発揮できないような仕組みであって、ここを整えないといけない」と主張。「有事の時に菅さんにぜひお願いしたいのは、世論、特に我々みたいなメディアに出て外野からワーワー言う人に左右されるんじゃなくて、『こういう理由でやるんだ。後の責任は取るんだ』という姿勢でやってもらいたい」と語った。