【ネタバレ】「ワンダヴィジョン」最終話、主なポイントまとめ ヴィジョン対ヴィジョン 「まだ明かされていないキャラクター」の正体 アガサ・ハークネスの今後 ミッドクレジットシーンとポストクレジットシーン タンホイザーゲート 「ワンダヴィジョン」ロス?

Disney+(ディズニープラス)配信のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)発ドラマ、ワンダヴィジョンが、2021年3月5日配信の第9話「シリーズ最終話」をもって完結を迎えた。

毎話、様々な謎を登場させ、世界中のマーベル・ファンの話題をさらった「ワンダヴィジョン」最終話では、一体何が描かれたのか?この記事で、主なポイントを整理してみよう。

この記事には、ドラマ「ワンダヴィジョン」最終話の極めて重大なネタバレが含まれています。まだ本編をご覧になっていない方は、必ずご視聴後にお楽しみください。
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© 2020 Marvel

ヴィジョン対ヴィジョン

「ワンダヴィジョン」最終話では、第8話のミッドクレジットシーンで登場した白いヴィジョン(ホワイトヴィジョン)が襲来。ワンダがヘックスの中で蘇らせたヴィジョンと対決を見せた。

ワンダ版ヴィジョンは、ホワイトヴィジョンに「テセウスの船」と呼ばれる思考実験の話題を持ちかける。「古い船の腐食した板が新しい板と取り替えられ、本の板が残っていなくても同じ船と言えるのか?」「交換した古い板で新しい板を造ったら、それは同じ船なのか?」

ふたりのヴィジョンが導き出した答えは、「どちらも元の船でなく、どちらも元の船だ」。プログラミング対自由意志の垣根を超えて同意すると、ホワイトヴィジョンは禁じられたデータにアクセスし、ワンダの記憶を復元。これによりホワイトヴィジョンは、(色こそ違うものの)元の身体と元の記憶を取り戻す。「私はアイアンマンだ」を彷彿させるように、「私はヴィジョンだ」と残して、どこかに飛び去ってしまった。

原作コミックのひとつ(『ウェストコースト・アベンジャーズ』)にも、分解されたヴィジョンが白い姿で再生されるエピソードがある。「目の前のこれは新しいボディと新しい意識だ」と、コミックでヴィジョンはワンダとふたりの息子に告げている。「よって、今の私は君達の父親と関連する部品と記憶を含んではいるが…/もはや君達の父親ではない/君達は私の子ではない/君達の母親も私の妻ではない」。その後、ヴィジョンは脳波パターンの提供を受けて元の人格や感情を取り戻していく。

「ワンダヴィジョン」最終話で、ホワイトヴィジョンのその後の行方は明らかにされない。ワンダが蘇らせていたヴィジョンはヘックスの消滅とともに消えることとなったが、この時ヴィジョンは「また会おう」と言い残している。コミックのエピソードを踏襲しながら、今後のMCU作品で、ホワイトヴィジョンが再びワンダやアベンジャーズらの前に登場する可能性もあるだろう。

『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel

「まだ明かされていないキャラクター」の正体

『X-MEN』ユニバースでクイックシルバー/ピエトロ役を演じたエヴァン・ピーターズがサプライズ登場を果たしたことや、「ワンダヴィジョン」の物語が『ドクター・ストレンジ』続編や『スパイダーマン』第3作『ノー・ウェイ・ホーム(原題)』に繋がると予告されていただけあって、ファンの間ではドラマの終盤でさらなるサプライズカメオが隠されていると期待されていた。

ヴィジョン役のポール・ベタニーは以前、「まだ明かされていないキャラクターが1人います」と仄めかしていた。「とってもワクワクしてますし、人生で1度はご一緒したかった役者さんが演じています。いくつかの素晴らしいシーンで一緒に演じられましたし、僕たちの間で起きた化学反応はとんでもないものだったと思います。現場で花火が打ち上がったようで。見てもらうのが待ちきれないですね」。

これを受けて、ファンの間では様々な仮説が登場。ところが実際のところ、「ワンダヴィジョン」最終話で「まだ明かされていないキャラクター」と呼べる新たな人物の登場はなかった。いったいベタニーは何のことを言っていたのだろう?

米番組に登場したベタニーが改めたところによると、これはホワイトヴィジョン、つまりもうひとりの自分自身のことを指したジョークだったようだ。「ファンのみなさんが誰なんだろうと推測し始めて、 #ベネディクト・カンバーバッチ なんじゃないかとか、パトリック・スチュワート(『X-MEN』チャールズ・エグゼビア役)だろうとか。僕も”それは良いアイデアだな!”なんて思っていたんですが。僕でしたということを知ったら、ガッカリするんじゃないかな!

なお、マルチバースからの使者としても期待されたエヴァン・ピーターズ版ピエトロだったが、元はラルフ・ボーナーという名のウエストビューの一般市民だったことが明かされた。

アガサ・ハークネスの今後

『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel

第7話で、全ての黒幕だったとして正体を明らかにしたアガサ・ハークネス/アグネス。最終話では、結界を張っていたワンダがアガサの魔力を奪い、スカーレット・ウィッチとして覚醒する。敗れたアガサは、ウェストビューで”詮索好きの隣人”に改変され、置き去りにされる結末を迎えた。

アガサ・ハークネスは原作コミックではワンダの魔術の師となるが、ワンダによって殺害され死亡。後に、ワンダの母ナタリアによって復活することとなる。

「ワンダヴィジョン」最終話でも、ワンダはアガサに「必要になったら会いに来る」と告げていた。今後のMCU作品で、ワンダによって再登場させられることもあり得るだろう。

次のページにも、引き続きドラマ「ワンダヴィジョン」最終話の極めて重大なネタバレが含まれています。まだ本編をご覧になっていない方は、必ずご視聴後にお楽しみください。
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© 2020 Marvel

ミッドクレジットシーンとポストクレジットシーン

マーベル映画といえば、エンドロール中盤(ミッドクレジット)と最後(ポストクレジット)に挿入される「オマケ映像」がおなじみ。続く作品への重要なヒントが明かされることもあり、見逃せないものとなっている。

「ワンダヴィジョン」では第7話と第8話にミッドクレジットシーンが用意されていたが、最終話ではミッドクレジットとポストクレジットで気になる映像が待ち構えていた。

ミッドクレジットシーン

ミッドクレジットシーンでは、S.W.O.R.D.のヘイワード長官がFBIに逮捕される様子が映し出された後、モニカ・ランボーが事情聴取に呼び出される。実はモニカを呼び出した女性は『キャプテン・マーベル』(2019)にも登場したスクラル人だった。「お母さんの友人の代理」という彼女は天を指差しながら「彼が会いたいと」と告げる。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)ポストクレジットシーンでは、アベンジャーズを結成させたニック・フューリーが宇宙空間にいたことが明らかにされている。「ワンダヴィジョン」最終話のポストクレジットシーンは、フューリーがモニカを新たなチームの一員として欲していることを示唆しているのかもしれない。原作コミックでモニカは、2代目キャプテン・マーベルとして活躍する。

ポストクレジットシーン

ポストクレジットシーンでは、どこかの山岳地帯を、まるで #スタンリー・キューブリック 監督の名作『シャイニング』(1997)オープニングを思わせるようにカメラが飛んでいく。その先に待つ小屋の軒先にはワンダがいるが、奥の部屋ではアストラル体となったスカーレット・ウィッチが、魔術書ダークホールドを調べていた。息子のビリーとトミーが助けを求める声が聞こえたが、彼らは一体どこにいたのか?

強大な魔力を得たワンダは、愛する息子たちを救うための行動に出るだろう。監督のマット・シャクマンはワンダの今後について、「『ドクター・ストレンジ』(の続編)に進んでいきます」と、完結するのはあくまで“ウエストビューでの”物語であることを強調。「彼女の物語には語られるべきものがまだたくさんあります」と宣言している。

タンホイザーゲート

ウエストビューの街でワンダがヘックスを解き、元の姿を取り戻す場面では、映画館のマーキーサイン(入り口上のバナー)に「タンホイザーゲート」と表示されていた。『TANNHAUSER GATE』『PUT THE FUN IN DYSFUNCTION』というものだ。(厳密には、このマーキーサインは第8話でも一瞬だけ映し出されている)。

『タンホイザーゲート』という名の映画は実在せず、これはSF映画の金字塔ブレードランナーの有名なモノローグ、通称「雨の中の涙」へのオマージュと思われる。『ブレードランナー』のクライマックスで、レプリカント(人造人間)のリーダーであるロイ・バッティが”死”の直前につぶやくセリフだ。

“おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦。タンホイザーゲートの近くで暗闇に瞬くCビーム、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。”

人造人間の最後の瞬間に、その愛おしい記憶の一部として語られたタンホイザーゲート。「ワンダヴィジョン」でも、消滅を悟っているヴィジョンとワンダの最後の別れの直前に登場することとなった(そう言えばヴィジョン役のポール・ベタニーとロイ・バッティ役ルトガー・ハウアーは、どことなく似ているような……)。

なお、マーキーサインの2行目に添えられていた「Put the fun in dysfunctional」は、”dysFUNctional”(機能不全)に”FUN”(楽しい)を入れようという言葉遊び構文。機能不全となったもの(家族など)に、楽しさを取り戻そうといった意味合いで用いられるようだ。

「ワンダヴィジョン」ロス?

全9話、毎週様々な考察を呼び話題を集めた「ワンダヴィジョン」が完結した。ファンの中には”ワンダヴィジョンロス”を心配する声もあるだろう。

2021年3月12日(金)にはMCUのメイキングシリーズ「Marvel Studios’ ASSEMBLED(原題)」が配信予定で、第1回では「ワンダヴィジョン」のメイキングが特集される(現時点で日本配信は発表されていない)。

また、その翌週となる3月19日からは、ファルコン/サム・ウィルソンとバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーを描く新シリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が日米同時配信。「ワンダヴィジョン」は1話あたり主に30分前後だったが、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は40〜50分の全6話構成だ。

さらに6月11日からは、トム・ヒドルストンが演じる人気ヴィランの単独シリーズ「ロキ」も配信開始。その後も様々なドラマや映画が控えている

ちなみに「ワンダヴィジョン」との直結が宣言されている映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』は現時点で2022年3月に米公開予定だ。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は同作について「『ワンダヴィジョン』を観た人が面白がれる映画でなければいけない、しかしそれ以上に、観ていない人にとっても面白い映画でなければいけない」と話している

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