神山健治監督、『ロード・オブ・ザ・リング』完全新作アニメを制作

J.R.R.トールキンによる伝説の小説を基に映画化され、数々の賞に輝いた『ロード・オブ・ザ・リング』3部作から20年。同作を手掛けた米映画会社ニュー・ライン・シネマは現地時間10日、ワーナー・ブラザース・アニメーションと組み、中つ国を形成し、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で映像化された壮大な冒険へとつながる伝説の戦いを描く、オリジナル長編アニメ『The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim』(原題)の製作を発表。監督を、日本の #神山健治 氏(「Blade Runner: Black Lotus」シリーズ、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズ)が務めることが明らかになった。

革新的な3部作を生み出したスタジオが再び原点に立ち返り、新たな冒険をファンに届ける。アニメでは、ヘルム峡谷の要塞にまつわる知られざる物語が展開され、中つ国伝説の人物にしてローハン国の強大な王、ヘルム・ハンマーハンドの人生とその血塗られた時代が描かれる。

プロデューサーはジョセフ・チョウ(「Blade Runner: Black Lotus」シリー
ズ)、脚本はジェフリー・アディスとウィル・マシューズ(「ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス」シリーズ)が務める。また、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作と『ホビット』3部作の脚本家の一人でアカデミー賞受賞者のフィリッパ・ボウエンがコンサルタントとして本作に参加する。

本作は独立した作品ではあるが、ニューラインによる『ロード・オブ・ザ・リング』の姉妹編として制作される。『ロード・オブ・ザ・リング』のストーリーやビジュアルが織り込まれ、中つ国の素晴らしさと映像美を再びファンに届けることとなる。

アニメーション制作はSola Entertainmentが手がけ、現在ボイス・キャスティングを行っており、映画化に向けて急ピッチで制作が進められているところ。本作は、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズが全世界で配給する予定だが、日本公開に関しては未定となっている。

ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループのチーフ・オペレーティング・オフィサーのキャロリン・ブラックウッドとニューライン・シネマのプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリチャード・ブレナーは共同で以下のような声明を発表した。

「ニューラインは、J.R.R.トールキンが創造した素晴らしい世界に深い愛着があります。ですので、ワーナー・ブラザース・アニメーションの皆様と一緒に再び中つ国の世界へ戻るチャンスを得られたのは夢のような話です。ヘルム峡谷は、映画史上最大級の戦いの舞台となったことでファンに知られていますが、これを手がけた多くのクレイティブ・スタッフと素晴らしい監督である神山健治氏の指揮のもと、新しい視点から切り取ったその歴史をお届けできることに大変興奮しています。世界中の観客が、一大叙事詩である中つ国の歴史の豊かさを新たな方法で堪能できるに違いありません」

また、ワーナー・ブラザース・アニメーションのプレジデント、サム・レジスターは、「この作品は、J.R.R.トールキンの語られざる世界を壮大な形で描くものです。『ロード・オブ・ザ・リング』と前日譚『ホビット』の3部作を手がけた才能豊かなスタッフに加え、今回初めてタッグを組むこととなる優れた映像作家と仕事できることを光栄に思います。さあ、はじまりです」と、コメント。

■実写映画シリーズについて

なお、ニュー・ライン・シネマによる『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』3部作は、史上最も成功し、高く評価された映画シリーズの一つ。6作品を合わせると、映画賞受賞数及びアカデミー賞ノミネート数史上最多を誇る。これには『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のアカデミー賞11部門受賞が含まれており、単一の映画作品としてはアカデミー賞受賞数タイ記録である。

『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』(2001年)
『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2002年)
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年)

『ホビット 思いがけない冒険』(2012年)
『ホビット 竜に奪われた王国』(2013年)
『ホビット 決戦のゆくえ』(2014年)

#ロードオブザリング #アニメ #神山健治 #監督 #新作

神山健治監督、『ロード・オブ・ザ・リング』完全新作アニメを制作