GHCタッグは正規軍と金剛の全面抗争へ 北宮「ベルトは本来あるべき場所に帰ってきたが、金剛でケジメをつけなきゃいけない相手がもう一人いる」

 5.31後楽園大会での仲間割れから勃発した #中嶋勝彦 とマサ北宮の仁義なき戦い。それは6.26無観客マッチでの敗者髪切り金網デスマッチで北宮が勝利し、中嶋を丸坊主にしても終わらず、因縁は深まる一方だ。

 しかも両者はGHCタッグ王座を保持したまま袂を分かち、共に「俺こそが王者」と譲らなかったため、タッグ王者同士が抗争する前代未聞の事態が続いていたが、今回、7.22後楽園ホールで中嶋が征矢学を北宮が清宮海斗をそれぞれ新パートナーに指名し、王座決定戦を行った。

 試合は中嶋と清宮でスタート。ブロンドに染めた短髪となりさらに凄みが増した中嶋が、清宮の背中へサッカーボールキックを連発。さらに強烈なボディーブローでダウンさせるなど、北宮に見せつけるように清宮を痛めつける。これに対し代わった北宮は、征矢とのパワー勝負を得意のサモアンドロップやセントーンを駆使して優位に進め、いよいよ因縁の中嶋と直接対決。

 中嶋の強烈なミドルキックやビッグブーツでも北宮は決して倒れず、そこから意地を張り合うエルボー合戦。中嶋が鬼の形相でエルボーから顔面を蹴り上げ、投げっぱなしジャーマンを繰り出しても北宮はすぐに立ち上がり、逆に強烈なラリアットを返して両者ノックダウン。中嶋vs北宮のファーストコンタクトは互角の攻防だ。

 その後、チャンスをつかんだのは北宮組。征矢に対し、北宮のドリル・ア・ホール・パイルドライバーから清宮のジャーマンの連携。さらに北宮はカットに入った中嶋にもニークラッシャーから監獄固め。清宮も征矢にストレッチプラム式フェースロックを極めるが、中嶋が顔面へのナックルで監獄固めから脱出し、サッカーボールキックでカットしピンチを脱する。

 ここから中嶋&征矢が反撃開始。征矢が北宮に豪快なラリアットからデスバレーボムを繰り出すと、カットに入った北宮の土手っ腹に中嶋が強烈無比なサッカーボールキックを放ち、場外に叩き落とす。そして2対1の状況になったところで、征矢が清宮を肩車で担ぎ上げ、そこに中嶋がダブルインパクト式三角飛び蹴り。さらに征矢は“破壊王” #橋本真也 ばりの豪快なジャンピングDDTで清宮の脳天をマットに突き刺すがカウントは2.9!

 勝負とみた征矢は、後頭部へのラリアットからトドメの1発を狙うが、これを北宮がスピアーで阻止。さらに中嶋にもスピアーを決めると、清宮に対して「決めろーッ!」と絶叫。この声に応えるかのように清宮は征矢にジャンピングニーパット。そして垂直落下式リバースDDTから最後はタイガースープレックスホールドを決め、ついにカウント3を奪取!

 春から結果が出ずスランプと言われ、一時は「どうしていいかわからない」と発言するなど迷走状態に陥っていた清宮が復活の狼煙を上げる勝利で、北宮&清宮が第56代GHCタッグ王座を獲得。北宮は「こいつのおかげ」とばかりに、清宮を指差して讃えた。

 そして試合後、北宮は「GHCタッグのベルトは本来あるべき場所に帰ってきた。だが、金剛でケジメをつけなきゃいけない相手がもう一人いる。徹底的に闘い抜いてやる。(7.28クラブチッタ川崎の)金剛興行にノアの信念持って乗り込んでやるよ」と、金剛全体を相手にした抗争継続を宣言。

 これに清宮も「金剛興行、ノア道場組で選抜していきましょう」と呼応。北宮と中嶋の私怨から始まった遺恨は、正規軍と金剛の全面抗争へと戦火が拡大しそうだ。

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GHCタッグは正規軍と金剛の全面抗争へ 北宮「ベルトは本来あるべき場所に帰ってきたが、金剛でケジメをつけなきゃいけない相手がもう一人いる」