「三大地鶏」に入らずも生産量日本一の“阿波尾鶏” 認知度低くとも選ばれる理由とは?

地鶏と言えば「日本三大地鶏」として知られる比内地鶏、さつま地鶏、名古屋コーチンが有名だが、実は生産量日本一の地鶏は“阿波尾鶏(あわおどり)”。徳島県の農林水産総合技術支援センター畜産研究所が10年かけて改良した、国産のブランド地鶏である。コロナ禍で観光業や外食市場が苦戦し、地鶏の売上も下降傾向にあった2021年も、阿波尾鶏は前年比112%と好調をキープ。地鶏としての認知度は決して高くないが、これだけシェアを獲得している要因とは? 阿波尾鶏を飼育から処理加工まで行なっている貞光食糧工業に、売上好調の背景から独自で行なってきた戦略を聞いた。

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