越境系ギタリスト、ビル・フリーゼルのノンサッチ時代を代表する傑作『ナッシュビル』

勝手に“越境系”なんて付けてみたけれど、そうしたのはフリーゼルがジャズからカントリー、フリーミュージック、映画音楽…とジャンルをまたがる活動をするギタリストであり、また多作家の彼はいくつものレーベルを転々としながら、そこ此処でエポック的なアルバムを発表してきたからだ。まぁ、深い意味があるようなないような、越境系としたのはそんな理由だ。今回ご紹介する『ナッシュヴィル(原題:Nashville)』(’97)は現在までに彼が一番長く所属していたノンサッチ(Nonesuch Records)時代に残した傑作の一枚である。

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