キャプテン吉田麻也が語るW杯優勝経験国連破の価値 目指すは8強進出「日本サッカー界の発展につながる」

日本代表が再び歴史を作った。中東カタールで開催中のサッカーW杯のグループE最終戦で、優勝候補の一角スペイン代表を2−1で撃破。ドイツ代表に勝利した初戦に続く番狂わせを起こし、2つのW杯優勝経験国と同居した「死の組」を1位で突破した。コスタリカ代表との第2戦で敗れてから4日。チームの立て直しに奔走したキャプテンのDF 吉田麻也 (シャルケ)は、代表人気の低迷が指摘されて久しい、日本サッカー界を取り巻く状況にも胸を痛めてきた。だからこそ、起爆剤となりうる2つの大金星と2大会連続4度目の決勝トーナメント進出に、34歳のベテランは何を思ったのか。スペイン戦直後を含めて、吉田が残した言葉とともにその胸中を追った。

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