クールな男が人目もはばからずに号泣する姿に、未明の日本で戦況を見守っていたファン・サポーターが胸を打たれた。決勝トーナメント1回戦でPK戦の末にクロアチア代表に屈し、目標に掲げ続けたベスト8の一歩手前でカタールW杯を去った日本代表。試合終了直後のピッチ上で、そして取材エリアで涙を流し続けたMF三笘薫(ブライトン)は、一夜明けた6日に行われた森保ジャパンとしての最後の取材対応へ毅然とした表情で臨んだ。プレッシャーがかかるPK戦で2番手キッカーを志願し、無情にも止められたシーンをあえて脳裏に刻み込みながら、カタールの地で世界へインパクトを与えたドリブラーは、真のエースを目指す新たな戦いをすでにスタートさせている。
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