両親を高齢者住宅へ同室入居させた後悔。母は認知症の父に怒り、父は「家に帰りたい」と訴えた。母が死を前に語ったのは…

「認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態」で「話が通じなくなる、妄想があるなどのサインが出てきたときには、専門機関に相談」と厚生労働省の 「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」(http://www.mhlw.go.jp/kokoro/)には書かれています。病気とわかっていても、近くで接する家族のストレスは大きいものでしょう。最後の時間をともに過ごすからこそ見えてくる、家族の素顔や心の底からの思い——。必ずしも失うものばかりではないようです。奥村智恵子さん(仮名・兵庫県・会社員・55歳)が両親を見送って、今思うことは。

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