「生きるために必然の選択でした」——。昨年6月、左腕に希少がんが見つかった宮野貴至さんは、左鎖骨から先を切断した。肩もない。夏場の半袖姿は特に目を引いたと話す。抗がん剤などによる縮小治療の道もあったが、医師からも“左腕切断”がベストと告げられた。人生の大きな岐路となったこの出来事を、告知の日からSNSとYouTubeで配信し続けている。自身でつけたキャッチコピーは『片腕男子』。20代のがん経験者が明かす病気発覚までの異変と人生観、動画配信する理由とは。
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