ドヌーヴやディートリッヒも訪れたパリのスタジオ・アルクールを創設した謎多き女性。愛の証として贈られた物とは

漫画家、作家、コメンテーターとして幅広く活躍していた さかもと未明 さんは、2006年に膠原病を発症し、手指が使えなくなるかもしれない状況になり、「表現」の一つとして歌手としての活動を開始した。その後、病とつき合いながら絵を志して2017年に画家デビュー、着実にキャリアを重ね、2021年、2022年にはフランスの権威ある絵画展サロン・ドトーヌに2回の入選を果たす。何度もフランスを訪れる中で出会ったあるスタジオとその歴史に魅了され、ポートレイトの撮影を決行。今回はスタジオの創設者について綴ります。

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