昭和平成をギリギリ生き抜いたタキシードサム、“名無しのペンギン”時代から「もったいない」精神で何度も復活

今、まさに熱戦が繰り広げられている『2023年サンリオキャラクター大賞』で、昭和〜平成初期にかけて活躍したキャラクターたちが再び脚光を浴びつつある。なかでも注目は、一時は20位圏外にまで落ち込んだ懐かしいキャラクター・タキシードサムの健闘ぶりだ。1979年のデビュー当時はまだ名前が付いていなかったタキシードサムが、激動の時代を駆け抜けてV字回復を遂げるまでの紆余曲折とは? 懐かしいだけでは終わらない、その歴史を担当デザイナーの証言をもとに追った。

シード 昭和 時代 ペンギン 復活