米カリフォルニア州の図書館で、このほど約100年の時を経て本が返却された。図書館は返却した人物の名前や連絡先を聞いていなかったことから、その人物を探すためメディアに連絡し、全米のニュース番組で放映された。すると本を返却した男性は、番組を見て延滞料が発生するかもしれないことに気づき、図書館に連絡した。幸いなことに図書館は遅延料金の制度を廃止していたが、当時の制度のままであれば日本円で23万円以上の支払いが求められていたという。米日刊紙『The Washington Post』などが伝えている。
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