将棋の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は4日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの1局を行い、先手の 佐々木勇気 八段(29)が 渡辺明 九段(39)を87手で下し1勝目を挙げた。戦型は「奥が深くて面白い」という矢倉を選択。飛車角を取り合う派手な中盤を経て大量リードを奪い、考慮時間(各4時間)を1時間余らせての完勝劇に「次(10日= 羽生善治 九段戦)も先手。しっかり準備して臨みたい」と話した。渡辺は開幕2連敗となり「いろいろ誤算だらけでした」と落胆ムードだった。
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