深夜ラジオと同じイメージで接してくれた谷村新司さん

入社7年目だった。谷村さんのマネジャーからの電話を受けた芸能デスクが慌ててポケベルを鳴らしてきた。「今朝の谷村の記事を書いた記者と話したい」。そんな伝言だった。いけないことを書いてしまい苦情を受けるのか…。恐る恐るマネジャーに電話を入れると「明日のコンサートの楽屋に来てもらえませんか。谷村が直接話をしたい、と申しておりまして」という。それが出会いだった。

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