歌舞伎俳優の市川中車(57)が25日、東京・立川ステージガーデンで「立川立飛歌舞伎特別公演」(28日まで)の初日を迎えた。本来なら自殺ほう助の罪に問われた 市川猿之助 被告(47)が立つはずだった舞台。開演前に中車は、事件について触れることなく「一座に成り代わりまして、厚く御礼申し上げます」と澤瀉(おもだか)屋を代表してあいさつした。上演されたのは「義経千本桜」。長男の市川團子(19)は「祖父はこの演目を大事にしてきた。祖父をしのびたい」と、先月亡くなった市川猿翁さんに思いをはせた。
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