小澤さんが29年にわたって音楽監督を務めた米ボストン交響楽団は9日、告別の曲として小澤さんも度々指揮したバッハの名曲を演奏して追悼した。楽団の本拠地であるシンフォニーホールでのコンサートで追悼する時間を設け、小澤さんが故人に別れを告げる際によく選曲したバッハの「G線上のアリア」を演奏。曲が終わると黙とうをささげた。会場の音楽ホールでは建物の看板は普段なら楽団の頭文字の「BSO」の字が点灯するところを「B」を消して小澤さんのイニシャル「SO」にして哀悼の意を示した。
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