入院3日で3千万円 「経済格差が命の格差」資本主義にもほどがあるアメリカ医療の現実

米ニュージャージー州在住のある日系女性が、過剰な医療費の減額を求める約7年間の長い交渉が解決に至ったと、現地時間2月16日に地元メディア『NorthJersey.com』が報じた。女性は、心臓にペースメーカーを植え込む手術で3日入院したことに対して、225,187ドル(約3,380万円)もの法外な額を病院から請求されていた。医療請求コンサルタントの支援を受けて、ついに残金の全額免除を病院側から勝ち取ったという。この女性の件に限らず、「アメリカの医療費が高額すぎる」ということは広く知られているが、アメリカの市民は病気やケガをした時にどのようにしているのだろうか。テックインサイト編集部では、在米15年という日本人に米国医療保険の実情について話を聞いた。

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