日本人初のノーベル賞、物理学者の湯川秀樹は、家族の中で目立たない存在だった。親は子どもの希望を聞けても、進路を決めることはできない

文部科学省が発表した「21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)」によると、約6割が1ヵ月間で1冊も本を読まないそう。「自分の人生で経験できることには限りがあり、読書によって他者の人生を追体験することから学べることは多い」と語るのは、哲学者の岸見一郎先生。今回は、岸見先生が古今東西の本と珠玉の言葉を紹介します。岸見先生いわく、「親が子どもの人生の進路を決めることはできない」そうで——。

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