余命5年宣告、娘たちの会話は「パパが死んじゃったら困るな」 病気について話すことをもっと当たり前に…自叙伝に込めた思い

若くして脳梗塞と糖尿病、腎不全を発症。片目の視力も失い、医師から余命5年の宣告を受けたラッパー・ダースレイダーが人生をつづった書籍『イル・コミュニケーション ─余命5年のラッパーが病気を哲学する─』(ライフサイエンス出版)を刊行。激動の人生を語り「病気とは、生きるとは何か?」を問う内容だ。「自分自身について、人生について、社会について、世界について。僕は病気をしていなかったらこんなに考えることはなかっただろう」と語る著者が、同書を刊行するきかっけについてつづった内容を、一部抜粋して紹介する。

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