【悼む】唐十郎さん死去 ゴールデン街を舞台に包丁持って走り回った男が、我が子の舞台にとめどない涙

この男を語るとき、どう表現すれば的確なのかと戸惑う。いわば「現代演劇のカリスマ」である。50年近く前から今に至るまで若者たちに多大の影響を与えてきた。「俺の方こそ正当な歌舞伎役者」とうそぶいたり、どこか不気味さ漂うところから「現代の怪人」とも呼ばれた。

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