「生きていてよかった…」星野源が新人小説に衝撃、なぜ? 担当編集者が明かす異色作品の裏側「“SF色”を排除したSF小説」

先日、星野源が自身のラジオ番組で「生きていてよかった」「すげーもの読んだ」と称賛した1冊の本に注目が集まっている。エッセイスト・コラムニストとしての顔を持つ彼が最高の賛辞を贈った『ここはすべての夜明けまえ』は、新人作家のデビュー作だ。刊行直後に大手書店の売上げランキング1位を獲得し、SF小説ながら文学賞「三島由紀夫賞」の最終候補になるなど、業界内外から反響を呼んでいる。異例づくしの同作の魅力とは。早川書房『SFマガジン』編集長の溝口力丸氏に話を聞いた。

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