1000万円で他人の子を宿して産む…NHK『燕は戻ってこない』代理母や貧困をテーマに「共感できないがリアリティがある」異色作

作家・桐野夏生原作の『燕は戻ってこない』がNHKの火曜10時枠でドラマ化されている。29歳、女性、独身、地方出身、非正規労働者という「弱者」の女性が、裕福で子どものいない夫婦の「代理母」を頼まれ、お金欲しさに悩みつつも「卵子と子宮を差し出す」ことを決意する。『OUT』から25年、女性たちの困窮と憤怒を捉えつづける作家による生殖医療や倫理をテーマにした作品の映像化だ。

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