「伝説の三段」49歳立石アマが公式戦初勝利 17歳で奨励会退会、大学進学、小児科開業を経て

将棋の第14期加古川青流戦トーナメント戦が4日、大阪・関西将棋会館で指され、立石径アマ(49)が貫島永州三段(25)に112手で勝利し、公式戦初勝利を飾った。立石アマはプロ目前の奨励会三段に昇段後、26歳の年齢制限を大きく下回る17歳で退会し、大学進学を経て小児科医になった「伝説の三段」。午後からの2局目、井田明宏四段戦は88手で敗れ、公式戦連勝とはならなかったが「納得いくまでやってみたい。努力しきって、これ以上ないとなれば次のことを考えたい」。今後も公式戦出場の機会を探っていくという。

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