“カリスマ美容師”は令和に必要なのか? SNS活用必須、“個の力”高まり「技術がなくても売れてしまう時代になった」

“カリスマ美容師”が社会現象となった平成(1990年代後半〜2000年代前半)。実力とセンスを兼ね備えた気鋭の美容師が人々を魅了し、メディアで注目を集め、サロン業界を活性化させていった。木村拓哉主演のドラマ『ビューティフルライフ』により、“カリスマ美容師”がエンタメコンテンツとしても注目。様々なトレンドを生み出し「この髪型が流行る」といえば、皆が模倣する時代があった。一方、近年は美容師の人材不足に注目が集まり、海外に比べて施術の金額が安いことから美容業界の構造にも関わる課題も浮き彫りに。SNSで個人として発信することが前提となるいま、美容師像はどう変化しているのか? ミシュランガイド「カミカリスマ」受賞美容師の桑原大貴さん(@taiki0726)に聞いた。

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