『突然ですが占ってもいいですか?』が貫くフラットな距離感、占いを妄信せず「聞き出す”きっかけ”にする」

2000年代前半は細木数子の『ズバリ言うわよ!』、スピリチュアルなトーク番組『オーラの泉』などがあり、占い系番組はヒットする鉄板コンテンツとして君臨。一方でその人気を持続的に保つのは難しく、多くの番組が始まっては終わっていく現状があった。そんななか2020年スタートの『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)は、妄信的になりがちな占いとの距離感をフラットに保ち、出演者の過去を詳細に掘り下げることで、従来の構成とは異なる占いコンテンツとして発展。コロナ禍に起こった占いブームと適合し、令和のいま人々が占いに求めることを体現している。現在の“占いブーム”を牽引する存在となった同番組の担当者に、占いコンテンツの現在の立ち位置を聞いた。

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