「父子家庭」ドラマ、描き方に変化 “不器用なパパ”の奮闘劇では共感されない時代に?

今期夏ドラマでは偶然にも“シングルファザー”が題材となったドラマが2本、放送されている。月9『海のはじまり』(フジテレビ系)と火10『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)だ。どちらも子役は“娘”であり、母親が病死、現在の相手役は年上、外部を巻き込んで家族としての関係性をどう築くか…という大枠にも共通点が見られる。ドラマにおける父子家庭のフォーマットは、以前から鉄板コンテンツとして描かれてきた。だが現代ではより描き方が繊細に。センシティブな部分も臆さず描写する変化が見て取れる。改めて父子家庭ドラマの歴史や変化について振り返る。

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