谷口キヨコ 送り火も終わり8月下旬…幻のように過ぎる月日にふと思う「どう確かに生きるか」と

暑い暑いって言うてる間に8月も終わる…。京都市内に住んでいるので、五山の送り火が全部消えるとき…何とも言えない寂しさが胸に迫ってきて言葉を失います。ほんまに無口になるんですよ、あの瞬間。夏の終わりが切ないからなのか、こちらに帰ってきてた大切な人たちの御霊(みたま)が戻ってしまうのが寂しいのか…。とにかく胸が締め付けられそうになります。だから送り火は見ないでおこうとも思うけど、なんだか見てしまう。ほんまに見送ってしまうんです。

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