映画界では今秋“下克上”が話題だ。低予算、少人数で製作した自主映画2作品が評判に後押しされて全国公開となった。1館の上映から封切りわずか1カ月余りで全国140館近くにまで広がり「第二のカメ止め」と注目される「侍タイムスリッパ—」(監督安田淳一)、海外の映画祭で多数の賞を受け日本へ凱旋上映が11日から始まる「最後の乗客」(監督堀江貴)だ。両作品には、俳優・冨家ノリマサ(62)が重要な役どころで出演している。この快挙をどう受け止めているのか。(鈴木 美香)
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