中年層以上の人は、小学校で「色覚検査」を受けた人も多いでしょう。同系色のドットの集合の中に描かれた、別の色の数字が読み取れるか…といったものです。ですが現在は、ほとんどの学校で実施されていないそう。かつては、「色覚異常」「色覚障害」と言われていた呼び方も、「色覚多様性(特性)」と変わっています。一方で、予備校などでは「見えづらい」色のチョークの使用を止めたり、「色覚チョーク」という商品が使われたりもしています。検査はしなくなっても配慮は増えた? そもそも検査をしないと不都合は起こる? 医療法人社団久視会いわみ眼科の岩見久司先生に、背景や現状を聞きました。
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