「昭和レトロ」のトレンドが漫画の表紙にまで…? 本編とは異なる価値を生む“漫画表紙”はどのように作られるのか

漫画を買う時の楽しみのひとつとなるのが、表紙の作り込みだ。特に好きな漫画の第1巻などでは、「どんな描き下ろしイラストで出てくるのだろう」とワクワクしたり、第2巻以降でも、「次はどんなの?」と期待が高まるのは多くの読者が経験している通り。さらに、書店に並んだ際に漫画の表紙でどれだけインパクトを与えられるのか、という部分も大きい。『AKIRA』に代表されるように、デザインが作品とともに“伝説”のように語られ続けることもある。そんななか、『妖しいね☆わたしの弟ギョーメイくん』が、BookLiveが主催する第4回マガデミー賞の「表紙インパクト賞」にノミネートされ、表紙デザインも話題になっている。漫画の単行本の表紙の“あるある”や移り変わりについて…同作表紙デザインを担当したバナナグローブスタジオ・志村香織氏と同作の担当編集者であるスクウェア・エニックスの樋口聡一郎氏に話を聞いた。

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