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「きょうだい児」「貧困」「DV」「ギャンブル依存症」「ヤングケアラー」「児童虐待」、そして「反医療」「マルチ2世」「陰謀論」…家族に問題を抱えた当事者への取材から、家族の危機に直面した人々のリアルな姿を描き出す社会派ノンフィクションマンガ『うちは「問題」のある家族でした』(KADOKAWA)。映画化もされた『酔うと化け物になる父がつらい』の著者・菊池真理子さんが、現代の社会問題に鋭く切り込みながら、家族の葛藤、選択、その先へ進んでいく姿を、やわらかく共感を呼ぶタッチで描き出した意欲作だ。この作品に込めた思いを菊池真理子さんに聞いた。