「なぜ誰にも相談できなかった?」性被害に悩む子どもの現実を描く漫画に込めた想い 「大人が昔の価値観をアップデートして、性教育を教えることの大切さが伝われば」

「幼い子どもの間での性被害」。現実に存在することを誰もが知っていながら、まだまだ理解度の低いこの問題を、漫画という表現で発信する『10歳で性被害にあいました 誰にも相談できない』(KADOKAWA)が話題だ。自身の実体験を元にしつつも、大人となり、親、教師、加害者となった子どもなど様々な観点を得て、「性被害に悩んでいる子どもがなぜ大人に相談できないのか?」について丁寧に描き、考えるきっかけを与えてくれる一作。「一人でも多くの人が価値観をアップデートして、性教育を教えることの大切さが伝われば」と語る著者のちくま サラさんにその想いを聞いた。

性被害 大人 漫画 価値観 アップデート 芸能