

猛スピードで成立した千日手の効果が、こんなところに待っていた。日本全国を8つのブロックに分けた団体戦で行われる「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 2025」、予選Aリーグ1位決定戦、関西A 対 中国・四国が3月8日に放送された。第1局は関西A・冨田誠也五段(29)、中国・四国は狩山幹生五段(23)が登場しての対戦に。対局開始からわずか36手目で千日手、指し直しになる波乱の展開になる中、指し直し局もスリリングな内容に。最終盤、わずかに残されていた持ち時間を有効活用した狩山五段に対して、仲間から「ナイス千日手!」「あの40秒が効いている」という声が飛んだ。