

日本将棋連盟は11日、プロ未満の奨励会員が竜王戦ランキング戦5組の決勝へ進出した際の新たな対応について発表した。5組はランキング戦決勝進出者2人、そしてランキング戦で敗退した棋士による昇級者決定戦の優勝者2人が4組へ昇級する。10日、奨励会員の山下数毅三段(16)は出口若武六段(29)に勝利し、5組準決勝へ進出した。次戦、山本博志五段(28)に勝てば決勝進出して4組に2期連続で昇級することから、今月から9月まで行われる第77回三段リーグで降段点(勝率2割5分以下)に該当しなければ次点1が与えられることになった。