

江戸のメディア王として、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いた“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。奇才・平賀源内を演じるのが安田顕さんです。江戸の有名人である源内は、吉原再興を目指す蔦重を励まし、背中を押します。一方で、幕府の重鎮・田沼意次(渡辺謙)にも重用されました。しかし、4月20日放送の第16回「さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)」では殺人の疑いをかけられ、獄中で死去。陽気で洒脱な人物が最後に見せた弱さと後悔。強烈な印象を残し、源内役を演じきった安田さんに語ってもらいました。(取材・文:婦人公論.jp編集部)