“社員1人”の弱小出版社が『ハリポタ』国内版権を獲得できた理由 情熱の根源は「亡き夫が夢描いたベストセラー」

舞台版「呪いの子」のキャストが話題となるなど、再び注目を集める『ハリー・ポッター』。そんな同シリーズを1999年に日本で翻訳、刊行を手掛けたのが静山社の松岡佑子社長だ。驚くことに、版権交渉に名乗りを上げた当初、静山社の“社員”は松岡社長のみだったという。現在もスイスで翻訳作業にどっぷり浸かっているという彼女に、瞬く間に日本で巻き起こった『ハリポタ』ブームを生んだ執念、そして現在も色褪せない同シリーズの魅力を聞いた。

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