ハイスタ・難波がなぜ? 新潟ラーメン“名店の味”継承「作っているものが“音”じゃないだけで、今やっていることも『エンタメ』」

近年、地元で多くの人に愛されてきた老舗飲食店の閉店が相次いでいる。その理由は、店主の高齢化、後継者不足、コロナ禍による飲食不況など、決して前向きなものではない。そんな中、パンクロックバンド Hi-STANDARD / NAMBA69 の難波章浩は、昨年11月に閉店した故郷・新潟のラーメンの名店「楽久」の味を守り、引き継いでいくために奮闘中。“味の継承”は、美談で語られることが多い一方で、「完全に再現できないなら、思い出の味として、店主一代で終わらせたほうがいい」という声もあるなか、難波も「味の継承は生半可なことじゃない」とその苦悩を語る。アーティストである氏はなぜ、この困難に挑んだのか。

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