戦争孤児だったサヘル・ローズ、ウクライナとロシアに思い重ね「祖国を誇れなかった」苦しみ明かす

イラン出身の俳優、サヘル・ローズの呼びかけが今、生きづらさを抱えたり、心がざわついたりしている人々の心に響いている。イランが隣国との戦争で困窮した時代に生まれ、身寄りをなくして孤児となり、7歳で現在の養母に引き取られ、8歳で養母とともに来日。貧困や差別といった壮絶な体験をする一方で、「古き良き日本の“お節介”に助けられて今の私がある」と振り返る。最新の著書にも綴った平和への願いや、日本での俳優活動にかける思いを聞いた。

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