藤井王将の「大師匠」小林九段が引退 “孫弟子”の対局環境整って胸なで下ろす

将棋の小林健二九段(65)が31日、大阪市で第35期竜王戦6組昇級者決定戦に臨み、131手で敗れた。この日が65歳の誕生日で、名人戦順位戦C級2組時代に自らフリークラス転出を宣言したため定年を迎え、引退が決まった。小林は 藤井聡太 王将(19)=竜王、王位、叡王、棋聖を含む5冠=の師匠・杉本昌隆八段(53)の兄弟子で、杉本を弟子にした時期もあった。いわば藤井にとって「大師匠」だった。

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