戦いは常に非情だ。勝者は笑い、敗者は泣く。そして大敗した者には泣く力すら残らない。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」2021-22シーズンのTEAM雷電は、まさにそんな状況だったかもしれない。開幕3連勝というこれ以上ないスタートを切ったはずが、終わってみれば▲1256.1という記録的大敗。リーダー 萩原聖人 (連盟)の言葉を借りれば「天国から地獄みたいなシーズン」だった。例年、他のチームに先行されても食らいついていたタレント集団が、なぜ今年はずるずると離されてしまったのか。
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