東畑開人「うじうじ悩む時間は決して無駄ではない。無理してポジティブになるよりも〈自分の本音〉を見つけてあげる」

臨床心理士として働く傍ら、多くの著書を執筆している東畑開人さん。『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』で第19回大佛次郎論壇賞、紀伊國屋じんぶん大賞2020を受賞。東畑さんいわく、今の日本は「ひとりぼっち」になりやすく、人とのつながりがもちにくいとのこと。今注目を集める著者が描く、複雑な人生を生きやすくするための「こころの補助線」とは。(構成◎篠藤ゆり 撮影◎大河内 禎)

ポジティブ 臨床心理士 著書 セラピー 大賞