エンタメ施設が集積する世界有数のハーバーへ 音楽で街づくりを推進する横浜みなとみらい

チケット販売大手のぴあが建設・運営する1万人規模のイベント会場「ぴあアリーナMM」が横浜みなとみらい地区(以下、MM地区)にオープンして、ほぼ2年が経過した。ポスト・コロナに向けた新しい日常が生まれ、ライブ・エンタテインメントが少しずつ元気を取り戻していく中で、同アリーナの存在感や個性も、次第に際立ち始めている。とりわけ、地域に根差したライブ会場となるために街と連携し、MM地区さらには横浜市の街づくりに積極的に取り組む姿勢は注目に値する。その過程で、同社が2019年に打ち出した「MUSIC CITY YOKOHAMA構想」は、各方面からの共感を得ながら、ぴあ創業50周年、そして「横浜音祭り2022」という横浜市の一大イベントを控えた今年、さらに大きく飛躍する兆しを見せている。

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