元ちとせ、デビュー曲「ワダツミの木」ヒットから20年「歌いたくないと思ったことは一度もない」

2002年にメジャーデビューを果たした曲「ワダツミの木」が大ヒットし、“100年に1人の歌声”と称された歌手・ 元ちとせ 。当時、 宇多田ヒカル浜崎あゆみ倉木麻衣 、BoAなど、次々と“歌姫”が誕生していた激戦の時代に、シマ唄の歌唱法を取り入れた彼女独自の歌声が日本全国に衝撃をもたらした。それから20年、目まぐるしく変化し続けてきたJ-POPカルチャーの中で、元ちとせのスタンスは驚くほど変わらない。7月6日にリリースとなる、14年ぶりのオリジナルアルバム『虹の麓』でも、“100年に1人の歌声”は健在だ。昨年には世界自然遺産に登録された地元・奄美、20年間歌い続けてきたシマ唄への変わらぬ思いを聞いた。

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