「野菜の会社になる」日本にトマトを定着させたカゴメの転換期、植物性領域拡大で食の選択肢を増やす

飲料、食品、調味料の大手総合メーカー『カゴメ』。トマトやケチャップの商品イメージが先行するが、先日原材料にニンジンと白インゲン豆 を使ったプラントベースエッグ「Ever Egg(エバーエッグ)」を開発し、注目を集めた。2016年に「トマトの会社から野菜の会社に」というビジョンを掲げ、現在では植物性領域の拡大にも取り組んでいるという。健康志向の今、“プラントベース”を取り入れる角度は高くなっているが、「普通に食べたほうが安いし美味しくない?」という課題も。価格、味、技術…さまざまな側面でどう向き合うのか。広報担当者に話を聞いた。

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