“門外漢”が制作したことで共感得た『関ジャム』が音楽の構造を極める理由「『Mステ』がA面なら、『関ジャム』はB面」

昭和時代、「歌番組」はテレビの花形だった。だが『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)や『ザ・ベストテン』(TBS系)のような「ザ・歌番組」は姿を消していき、今となっては『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)のような歌唱をメインで押し出す番組は地上波では数少ない。そんな中、異彩を放っているのが 関ジャニ∞ の冠番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)だ。セッションあり、裏方の音楽情報あり。同番組出演をきっかけにブレイクするアーティストもいる。そんな『関ジャム』だが、実は音楽班メインで制作された番組ではない。同番組の“特殊さ”にスポットライトを当ててみた。

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