大橋純子の迫力と美乃家セントラル・ステイションのバンドらしいアンサンブルが拮抗した名盤『RAINBOW』

大橋純子が1988年に発表した12thアルバム『DEF』がクリアブルーヴァイナル仕様の完全生産限定アナログレコードで日11月3日に発売される。シティポップが国内外で注目を集める中、大橋純子というシンガーもそのカテゴリーで語られるべき伝説的シンガー。その『DEF』は11月23日にCDでの再発も決まっており、今以上に再注目される予感があるということで、当コラムでも大橋純子作品を取り上げてみたい。その『DEF』の紹介でも良かったのだが、デビュー3作目にしてバンドでのレコーディングとなった大橋純子&美乃家セントラル・ステイション名義の『RAINBOW』とした。その理由は本文で述べているので是非確認していただきたいが、今聴いても瑞々しさを感じる1970年代邦楽名盤のひとつであることはここでも強調しておきたい。

RAINBOW アルバム 生産 限定 レコード